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休むことなく時を刻む古い時計

なぜ止まらないのか

なぜ動き続けるのか

もう誰も傍にいないのに

もう誰も時間を必要としないのに


それでも動き続ける時計

悠久の時を刻み続ける時計

それは想像を絶する長い時間

故に残酷

故に美しい


あぁそうか

時の中に永遠があるというのなら

時計よ

君が刻むその時の中へと

連れて行っておくれ


「天国という名の地獄」があるのなら

地獄という名の天国」もあるのだろう?


さぁ時計よ

お前が刻む時は

どちらの世界かな


ってわけで久々に詩を書きましたが…暗ぁ~い……ですね!(汗)

入れたかった言葉は

「天国」「地獄」「時」

です。そんでイメージ的には

「天国」=「地獄」=「時」


ですね。「大きな古時計」っていう曲が元々のイメージなんですけど@有名な曲ですよね
某歌手さんがカバーしております

あの歌も結構哀しい歌かなぁと思います
結局止まっちゃいますよねあの歌の時計は。おじいさんが死んじゃったと同時に(でしたっけ?)

でもこの詩の時計は違います
世界にただ一人残ってもなお、時を刻むんです
それがこの時計のただ一つの生きる理由で。

時を刻み続けた時計はやがて自我を持ち、自らと対峙します

…ややこしいですか;?

つまりですね。時計には針が二本ありますよね。だから会話っぽいんですよ
二本(二人)の針がお互いに自問自答してるって感じです
とくに最初の五行はそうです。あと最後の三行もそうですね

人によっては、周りがいう「天国」が「地獄」かもしれない
でもその逆だってあるじゃないか

そういうことを言いたかったんですが…

これって時計のくだりは必要だったのだろうか;;;


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弥雲 珀
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女性
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1988/05/16
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